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福岡空港でアシアナ航空機が許可なく離陸、けが人なし
22日午後0時12分ごろ、福岡空港で、韓国・仁川行きアシアナ航空131便
(エアバスA330―300型機、乗員乗客153人)が管制官の許可を得ずに離陸した。
アシアナ機はヘリコプターに出された離陸許可を自機に対する指示と取り違えたとみられ、
国土交通省は航空法に基づく管制指示違反の疑いでアシアナ航空から事情を聴く。
同省によると、管制官は同日午後0時10分ごろ、滑走路横の誘導路にいた西日本空輸
のヘリに対し、無線で「離陸支障なし」と指示した。管制官はその20秒後、滑走路上での
待機を指示していたはずのアシアナ機が離陸滑走を始めたのを目視で確認した。
離陸したヘリはすぐに滑走路上空を横切る予定だったが、管制官は安全確保のため
ヘリに進路を変更させた。アシアナ機はそのまま離陸した。
ヘリへの離陸許可直後、無線が混信したため、管制官はアシアナ機からの交信は
聞こえなかったという。同省では「離陸許可がヘリに対するものだということは明らかで、
管制指示に問題はなかった」と説明している。
同空港の滑走路は2800メートル。アシアナ機の離陸滑走開始地点と
ヘリの離陸地点は700~800メートル離れていたとみられる。
ソース:読売新聞 (2008年2月22日19時27分)
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