【産経新聞】 健康の源となる食品、医薬品を拝金主義で自己中の中国に委ねている~中国に信用にたる国に変わってもらうには?[02/21]at NEWS4PLUS
【産経新聞】 健康の源となる食品、医薬品を拝金主義で自己中の中国に委ねている~中国に信用にたる国に変わってもらうには?[02/21] - 暇つぶし2ch1:Mimirφφ ★
08/02/22 01:01:31
【記者ブログ】薬の安全学再び:世界中の薬屋さんが中国無しに生きていけないって知ってた?
2008.2.21 23:14
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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■ウォールストリート・ジャーナルで、中国産原料を使って製造した米バクスター・インターナショナル社の
血液抗凝固剤(ヘパリンナトリウム)の使用で、患者350人以上に重篤な副作用がでて、4人が死亡した、
という報道があった。中国産原料との因果関係のあるなしは不明で、まだなんともいえない。
が、19日、中国外務省の劉建超報道官は初めて、この件について言及し、「米国側から通報をうけ、目下調査中」
と説明した。「FDA(米食品薬品局)とは、ずっと良好な協力関係にあり、具体的的協力方法などは、
(カウンターパートの)国家品質監督管理検疫検査総局に直接聞いてほしい」とコメントした。

■昨年はパナマ咳止めシロップ中毒事件が発覚し、これはパナマ側にも罪が大きいということはすでに
報道済みだが、また中国産医薬原料が問題なのか?という予断はどうしてもでてくる。
でもね、人は予断によって自分の行動を決め、事態の悪化を防ごうとするから、あれこれ予想、推測することは
大切なんだよ。

■この件自体は、ワシントン発の記事をまとう。だが、ちょっとこの個別の件を離れて、中国医薬・医薬原料産業の問題と、
それに頼る世界の製薬企業について、今回のエントリーで紹介したい。

■ペニシリン、ヘパリン、テトラサイクリン…
全部頼っています。
食と薬の原産国として、世界中の人々の健康は中国の手にゆだねられている?!

■ ヘパリン、とは血を固まりにくくする薬。血栓症の治療とか、手術中、手術後、血を固まらないようにするために
使用する。これは豚の腸の抽出化合物が薬効成分なんだそうだ。世界の豚の半分を飼育している中国はこの
ヘパリン原料の主要輸出国でもあるそうだ。昨年上半期、中国ではこのヘパリンナトリウムを49トン(前年同期比
19・22%減)輸出した。金額にすると、5758万ドル(13・36%増)。輸出量が減って、値段があがったのは、
昨年の中国の豚の感染症流行が原因かな?輸出先はドイツ、米国、フランス、イタリア、オーストリアで8割以上
を占める。中国の医薬品(漢方薬をのぞく)は国際社会でいまひとつ信用ないので、先進国の製薬会社に輸出して、
先進国の大手製薬会社で完成されて、そのブランド名で売られるわけだ。でもその実、メードインチャイナなんだよ。

■もうひとつ例をあげるとペニシリン。中国はペニシリン工業塩という医薬原料の年間生産能力が2007年で7万トンある。
ちなみに世界の年間需要は5万トン前後だから、中国のそれは、世界需要を遙かにうわまわる。つまり世界中で
今使われているほとんどのペニシリンは中国製。以前は、ペニシリン工業塩をインドで二次加工していたが、最近は
すべての工程を中国で行うようにかわってきている。

■このほか、メタミゾール(鎮痛剤)、カフェイン、水溶性繊維とか、塩酸テトラサイクリン(抗生物質)といった医薬の
原料は、輸出量、輸出価格に変動はあるけれど、中国が主要輸出国のひとつとなっている。中国の医薬・保健関連
輸出は近年成長しており、2007年の貿易総額は386億ドル、うち対外輸出は245・9億ドル(前年比25%増)。
中国はすでに世界最大の医薬原料・原薬輸出国なのだそうだ。日本で使われているお薬も、原料、原薬の部分で
中国産が少なくないのでは?

■なぜ、そうなるか、というと製薬市場の生存競争は激烈で、値段が大暴落しているペニシリンや、薄利多売の
メタミゾール、テトラサイクリンなどは、中国以外でつくってちゃ採算があわない。しかし、この薄利多売競争
低コスト化が、今中国国内でも多発しているニセ薬や劣化薬、生産過程管理ミスによる不良薬による薬害問題の
背景でもある。
>>2以降に続く


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