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反日ＡＢＣ包囲網（中英豪）とパリ－モスクワ－東京枢軸（ちらし裏）
主要国で最も日本を憎んでいるのは中国と英国。特にアジアで戦争を起こして大英帝国を
崩壊させた日本に対する英国の恨みは今も深い。米国の世界戦略の手前、日本に親しい
顔を見せてはいるが、日米が離間するような事態が起これば、中豪とともに徹底して日本を
叩くだろう。中国は上海閥が政争に敗れれば反日政策は影を潜めるだろうが、互いに仮想
敵国である事実は変えようがない。江沢民の反日教育で育った世代も今後永く足枷となる。
一方、中国とは逆に、若い世代に着実に親日が育っているのが仏。周知の通り、マンガ・ア
ニメなどのサブカルチャーが他の主要国に比べて広く受容されている事実は軽視できない。
さて露だが、ドストエフスキー等を読んでも分かるように、伝統的に仏文化を敬慕している。
その仏が欧州で最も日本文化びいきであるため、露はパリを経由して日本文化に興味を示
しているふしもうかがえる。英露関係の対立が目立つ昨今だが、独をはさんだ仏露の関係は
歴史上さほど悪くない。英の外交上の位置は、米と二股という意味でＥＵの中でも特殊だ。英
中間が接近すれば、露は仏と結んでバランスをとろうとするだろうし、東亜で同盟を結ぶ価値
がある国は日本しかない。万が一、日本が米との同盟を失って中英豪に敵対的に包囲される
る日がきたら、パリ－モスクワ－東京枢軸という協商関係が現実味を帯びるのかもしれない。