08/02/15 03:08:31
★フィギュア:真央「テレビで『冬ソナ』を見ました」
浅田真央インタビュー(上)
「可憐(かれん)さ? よく分かりませんが…えっと…」
これは「自分の魅力はなんだと思いますか」という質問に対する、浅田真央(18)の答えだ。「可憐さ」よりも
「清純さ」や「天真爛漫」という言葉の方がピッタリのようだ。3日、宿泊先になっているガーデン・ホテル
(ソウル市麻浦区)のレストランにやって来た浅田は、日本語的な発音とはいえ韓国語で「アンニョンハセヨ。
わたしの名前は浅田真央です」と自己紹介。その後約1時間に及んだインタビューでも始終笑顔を忘れなかった。
浅田の追っかけをしている一部のファンがプレゼントを渡すと、瞳を大きく見開いて「ステキ。ありがとうございます」
と繰り返しお礼を言った。
フィギュアスケート4大陸選手権出場のため訪韓したが、前日の入国前にはいろいろと心配したという。
マネージャーのワダマリコさんは「“もしかしたら韓国で嫌われているのではないかしら”と心配で、
ボディーガードを付けるかどうか悩みました」と笑った。浅田も「少し怖かったけど、大勢の方が親切にして
くれてうれしかったです」と語った。韓国は1歳のときに観光で来て以来。もちろん、日本でも韓国の文化に
接する機会はあった。浅田は「ヨン様(ペ・ヨンジュン)の『冬のソナタ』をテレビで見ました」と言うと、
テーマソングのメロディーを口ずさんだ。焼き肉が好きで、この日は午前の練習後、昼ご飯に焼き肉を食べたという。
だが、浅田にとって「韓国」と言えば、まず思い浮かぶのは「キム・ヨナ」だ。とてもいいライバルだと言えるだろう。
「ジュニアのころから10回くらい、同じ大会に出場したと思います。お互いに刺激しあって、励みになっています。
昨年(日本で)アイスショーに出たときはわたしがデパートを案内し、一緒にショッピングしました」と語った。
浅田のデジカメには、昨年のグランプリファイナル閉幕後の夕食会で、キム・ヨナと共にポーズを取り写っている
写真が入っていた。
■真央「ヨナはすごく努力したと思う」
浅田真央インタビュー(下)
「キム・ヨナをどう評価するか」と尋ねると、真剣な表情になった。「韓国ではリンク環境があまりよくないと聞いて
いるので、“一人で大変だったろうな”って。世界的な選手になるまですごく努力したと思います。韓国にも同じ
フィギュアの選手がもっといれば今ほど寂しくはなかったでしょうね」。世界ランキング1位の浅田だが、
「日本の女子フィギュアが強い理由」については言葉を濁した。だが「国内大会も国際大会もプレッシャーは
ほとんど同じ」と遠回しに答えた。
キム・ヨナのけがは、浅田にとっても驚きだった。「わたしは体が丈夫なようです。慢性的な問題はありません。
“今日はもう練習を終わりにしたい”と思うときもありますが、スケートをやめたいと思ったことはありません」
もちろん、そんな浅田にも試練はあった。今シーズンはトリプルルッツをする際、エッジの向きが規定と違って
いて減点されることが多かった。「シーズン中なのですぐには直せませんでしたが、シーズン後にきちんと
直そうと思っています」
「規定外ジャンプ」という問題があるにもかかわらず、今も「得意なのはジャンプ」だという。「1番自信があるのは
トリプルアクセルです。表現力は上がっていると思います。(ロシア人で現在浅田の振付師をしている)
タラソワ先生がわたしに足りない迫力や表現力を取り入れた振り付けを考えてくださるので、満足しています」。
彼氏を作る時間どころか、友達と遊ぶ暇もないという浅田だが、「小さいころ、体操とフィギュアのうちフィギュアを
選びました。今の生活は幸せです」とはっきり答えた。
目標はキム・ヨナと同じ。「2010年のバンクーバー冬季オリンピックでいい成績を出したいです。いつまで選手で
いられるかはやってみなければ分かりませんが、(現役選手として)試合をするのが好きです」と目を輝かせた。
(写真)URLリンク(file.chosunonline.com)
成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者
(朝鮮日報/朝鮮日報JNS 2008/02/14 12:02:05)
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