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米国でサムスンに集団訴訟、ブルレイプレイヤーで一部のソフトが再生できない
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【Technobahn 2008/2/12 14:55】
サムスンが米国内で販売しているブルレイプレーヤー「BD-P1200」で一部のブルレイ・ソフトを
再生することができないなどの問題が発生、米コネチカット州で集団訴訟に発展していることが11日、
明らかとなった。
集団訴訟を起こしたボブ・マクガバン弁護士によると、サムスン製ブルレイプレーヤー「BD-P1200」
を買ったところ、複数のブルレイソフトが再生できないことが判明。マクガバン弁護士がサムスンに
対して修理することが可能かどうか問い合わせたところ「ファームウエアの更新も修理も対応することは
考えていない」と断られたとしている。
「BD-P1200」はBD-Video Ver1.0に準拠。BD-Video Ver1.1やVer2.0の規格の場合、
ピクチャー・イン・ピクチャーなどの機能を実現するためにプレイヤー側で256MB(Ver2.0の場合は 1GB)
のローカル・ストレージを用意する必要があり、ローカル・ストレージがないVer1.0準拠のプレイヤーの場合、
ファームウエアを更新しても Ver1.1やVer2.0に対応させることができないことが、今回のサムスンの対応に
つながったものと見られている。
BD-Video Ver1.0に準拠したプレイヤーで、Ver1.1やVer2.0の規格のソフトを再生した場合、本編の再生は
問題はないが、ソフトに収録されているエクストラの機能に関しては再生ができないこととなる。
ブルレイ・プレイヤーがブルレイのどの仕様に準拠したものなのかについては、販売にあたって十分に
告知がされているとは言えないのが現状。市場ではこの集団訴訟はブルレイ・プレイヤーの今後の
販売手法にも影響を与えるのでは、といった見方もでてきている。