08/02/11 09:56:05
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「売上げ100兆ウォン、輸出500億ドル」を目標にする世界的な企業サムスン。サムスングループは来
る6・7月頃、ソウル瑞草洞(ソチョドン、江南駅近辺)に本社を移転する計画で準備の真っ最中だ。新
しく移転する新社屋の建物周辺の便宜施設を点検してみた。
瑞草洞に建立されたサムスン・タウンは「サムスン(三星)」を象徴する合計三洞から成り、サムスン
系列会社の大部分が入居する予定だ。サムスン太平路に位置する現本館には完成後、火災・証券・カ
ードなど金融系列会社が入居してサムスン生命と共に「サムスン金融タウン」を成すことになる。
サムスングループは新社屋を建設してながら、建物周辺の横断歩道に視覚障害者のための点字誘導ブ
ロックを設置した。ところで新社屋周辺の点字誘導ブロックをよく見れば多くの問題が見られた。一
番深刻な問題は、点字誘導ブロックの真ん中ボラード(車止め)を打ちこんでいるということ。
視覚障害者が点字誘導ブロックを踏んで歩くと、ボラードにぶつかって倒れるような危険な状況が充
分に起こりうるのだ。きっちりと打ちこまれたボラードは視覚障害者だけではなく、車寄子障害者に
も邪魔になる。車防止だけを考えて、点字誘導ブロックが障害者にどんな脅威になるかも知らず一方
的に設置することは非常に危険だ。
早期に法規を変えてバネを内蔵したポリウレタンをさらにかぶせる形態のショック吸収が可能な柔ら
かいボラードと入れ替え、歩道では誰でも安全に歩けるようにしなければならない、という指摘だ。
全国すべての通りのボラードを柔らかい材質に入れ替えるべきで、一方的な設置はやめるべきだ。
点字誘導ブロックの設置地点も問題だった。点字誘導ブロックが通りの壁に非常に近く設置されてい
て、一歩間違えれば壁にぶつかる危険が大きく見える。視覚障害者の歩行を全く考慮していなかった
のだ。
太平路にあるサムスン生命の建物の点字誘導ブロックも問題だった。サムスン生命入口階上に設置さ
れた点字誘導ブロックは、ステンレスの材質で作られているが、ステンレスは雪や雨が降れば滑って
けがをする危険が高い。障害者の使うクラッチ(訳注:杖の一種)は地にあたる面がゴムで作られて
いて滑りやすいのでことさら留意しなければならない。
またサムスン新社屋建物周辺に設置された多くの造形物も視覚障害者の歩行を脅かす要素になるかも
しれない。美観のために設置された造形物に、視覚障害者たちがぶつかって倒れてけがをする危険が
大きい。
勿論「点字誘導ブロック」「ボラード」「造形物」など通りの便宜は、サムスングループだけの問題
ではない。これに関する正しい規定がないことが根本的な問題と言える。しかし、サムスングループ
が名声にふさわしく内部施設と外部環境設計により細心な配慮を傾けるように願う。
ソース:ノーカットニュース(韓国語)'サムスングループ新社屋'点字ブロック、障害者歩行むしろ邪魔
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