08/02/09 12:29:52
江戸時代、朝鮮国王から友好使節として派遣され、岡山県にもゆかりが深い朝鮮通信使を紹介する特別展
「朝鮮通信使と岡山」(同県教委など主催、山陽新聞社など共催)が8日、岡山市後楽園の同県立博物館で
始まった。道中を描いた絵画や使節が残した品など、貴重な資料が並び、交流の歴史を伝えている。
午前10時の一般公開を前に開会式があり、門野八洲雄県教育長が「一人でも多くの人に通信使の歴史や
文化に触れてほしい」とあいさつ。主催者らがテープカットした。
朝鮮通信使は江戸までの道中、瀬戸内海を航行。岡山県内では瀬戸内市牛窓地区を宿泊地とした。同展は、
昨年の第1回通信使来訪400周年を記念して開催。国指定重要文化財を含む計115件を展示している。
会場には一行を描いた「朝鮮通信使船図絵馬」(瀬戸内市重文)、宿舎となった本蓮寺(同市牛窓町牛窓)に
残された通信使の漢詩、国交の窓口となった対馬藩(現長崎県)の儒者・雨森芳洲の肖像(国重文)などが
ずらり。使節と地域とのかかわりや文化交流などを伝える品が並ぶ。
ソース
山陽新聞 URLリンク(www.sanyo.oni.co.jp)