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給食で児童ら25人下痢、中国マッシュルーム原因?…小樽
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北海道小樽市の張碓(はりうす)小学校で7日、前日の学校給食で出されたカレー煮を食べた
児童・教師の計25人が、下痢や腹痛などを訴えた。
市などによると、原因は名古屋市内の食品加工会社が中国から輸入して再加工した業務用の
水煮マッシュルームとみられるという。札幌市でも今月5日、同じマッシュルームを使った
ハヤシライスのルーから異臭がしたとして給食の提供を取りやめており、納入した北海道学校給食会は、
製品の回収を始めた。
マッシュルームは愛知県豊川市の工場で加工された。同県豊川保健所は8日、食品衛生法に基づき、
工場を立ち入り検査する。
小樽市では、問題のマッシュルームを「ミートボールのカレー煮」の具として使用。
市内の給食センターで調理し、市内の24の小中学校に配送したが、配送後の検査で
マッシュルームから薬品のような味がするのに気付き、各校に児童に提供しないように
連絡した。
しかし、張碓小ではすでに児童63人中40人が食べ、このうち児童22人と教師3人が
7日朝までに下痢や腹痛などの症状があったという。
(2008年2月7日19時18分 読売新聞)