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★JT、サンプル調査せず=同一工場と把握しつつ-中国冷凍ギョーザ中毒事件
中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、輸入元の「ジェイティフーズ」(東京都品川区)の
親会社日本たばこ産業(JT)が、兵庫県の親子3人が冷凍ギョーザを食べて
被害を受けたことを知りながら、保管していたサンプルや在庫商品の分析を
行っていなかったことが2日、分かった。
JT側では、JTの品質管理部がサンプル調査をすることになっている。
兵庫県の問題について把握から約3週間、自社側の調査はしないまま。
対応の遅さが改めて浮き彫りとなった。
兵庫県高砂市の自営業男性(51)ら親子3人は先月5日、「手包みひとくち餃子」を
食べた後、めまいや嘔吐(おうと)など、有機リン系農薬による中毒を疑わせる症状を
訴えて、入院した。
JTなどによると、この事実は同月7日、兵庫県から品川区保健センター(品川区)を
通じてJTの品質管理部に連絡が入った。
しかし、同社は県から問い合わせのあった過去の商品販売量や類似苦情の
有無などについて回答しただけで、同一ラインで製造日が同じ商品の分析検査などは
一切しなかったという。
この時点でJTは、千葉市稲毛区の母子が昨年12月末に、同じ工場で製造された
別の商品のギョーザを食べて健康被害が出たとの情報を得ていたが、
「2つを関連付けるに至らなかった」(同社IR広報部)としている。
ソース:時事通信(Yahoo!ニュース) 2月2日15時30分
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)