08/01/25 21:57:30
「韓国はもう一つの経済奇跡を達成する」
今月23日から27日まで、スイス・ダボスで開催されている世界経済フォーラム(WEF)2日目の
24日午後(現地時間)、李明博(イ・ミョンバク)次期大統領の特使として派遣された
政権引き継ぎ委員会国家競争力強化特別委員会の司空壹(サゴン・イル)共同委員長は、
「韓国経済は過去にとらわれた時代錯誤的思考方式のリーダーシップ故に、
これまで10年間、新しいグローバル環境に十分に適応できなかった」
と述べ、「失われた10年」を強く非難した。
司空委員長は同フォーラムで、
「新しいリーダーシップの下での韓国、もう一つの経済奇跡達成」
というテーマで1時間にわたり、「新政府の政策説明会」を開催した。
同氏は
「1997年のアジア通貨危機を経て、韓国は経済の各分野で構造調整を断行して変化を達成したが、
不幸にも過去10年間の誤った政策で、次の推進力を生み出すことに失敗した。
その結果、韓国の経済力は墜落し、成長の潜在力も失われた」
と指摘した。
さらに
「李明博次期政権は韓国の経済力を最大限復活させ、
経済成長の潜在力を高めることを主眼としている。
そのために規制を撤廃して“企業にフレンドリーな経済環境”を造成することに政策の優先順位を置き、
韓国が10年以内にG7(先進主要7カ国)のメンバーになれるよう、もう一つの奇跡を達成する」
などと述べた。
この日の説明会には米国のコンピューター大手ヒューレット・パッカード、
同じく米国の物流企業プロロジックス、JETRO(日本貿易振興機構)など、
世界的な企業経営者らが多く参加して注目を集めた。
司空委員長は24日から25日までダボスに滞在し、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長、
国際通貨基金(IMF)のカーン総裁、世界銀行のゼーリック総裁、経済協力開発機構(OECD)のグリア事務総長、
米国貿易代表部のシュワブ代表、フランス大統領直属成長促進委員会のアタリ委員長らと相次いで会談し、
韓国と世界経済の問題について話し合う。
ソース:朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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