08/01/24 20:15:52
24日付の中国紙、南方都市報(電子版)などによると、湖南省懐化市辰渓で今月14日ごろ、
硫酸などに汚染されたとみられる地下水を飲んだ地元住民約3000人に中毒症状が出て、
これまでに3人が死亡した。
硫酸などを製造する付近の化学工場から廃棄された劇薬が汚染の原因とみられる。地元当局は、
中毒患者は26人とし、死者については発表していないという。
住民らは14日ごろからめまいや脱力感など風邪のような症状を訴え、次々と地元の病院に
運ばれた。2つの大きな病院はそれぞれ約1000人の患者であふれ、住民によると3人が死亡した。
昨年12月初めに住民らが水質の異変を地元当局に訴えたが、水質検査の結果、同月7日に
飲用可能との通知を受けたばかりだった。
現地は、閉鎖された炭鉱の跡地に1991年、地元政府の投資で化学工場が建設されたという。
ソース(MSN産経ニュース・共同通信) URLリンク(sankei.jp.msn.com)