08/01/24 06:41:32 BE:499507946-2BP(999)
ソース:1/23付WashingtonPost(英文社説を記者が意訳)
URLリンク(www.washingtonpost.com)
北朝鮮はブッシュ政権の対テロ戦争の間にも国務省のテロ支援国リストとして載せられて
きたが、ほどなくそこから外され準指定国と位置付けられる過程にあるかもしれない。
デル・デイリー(国務省テロリズム対策コーディネーター)が昨日、北朝鮮がリストからの
除外の評価基準を満たそうとしていると取材班に答えている。
「支援国家リストから外されるのは、かなり明確ですね。」とデイリーは言う。
「この半年ほどを振り返って見てみれば、北朝鮮がテロ支援国家として具体的に目に見える
ようなサポートや物質的な援助を行ったかどうか分かるでしょう。我々は北朝鮮がそういった
ことをした事をしてはいないと見ています。将来においても、北はテロ支援活動を行わない
だろうと我々が確言した場合、それが事実となるよう彼らに頼んでおり北朝鮮はそれらの
評価基準に従ったように見えますね。」
近年まで、アメリカのリストから除外されるのを達成するには困難だった。
北朝鮮は二十年前の1987年に行った大韓航空機の爆破テロで、テロ支援国家のリストに
加えられた。しかしブッシュ政権はより良き対応を北朝鮮からの”突き棒”・・・つまり制裁を
露骨にちらつかせるためリストを利用したのである。
リビアは大量破壊兵器プログラムを放棄し、1988年にスコットランド上空で爆発したパン
アメリカン航空103便の犠牲者遺族へ謝罪と賠償することをロッカービーに約束したことで
2006年にリストから除外された。
日本政府は北朝鮮工作員によって拉致された日本人の消息を提供するまでは北朝鮮を
リストから外さないようワシントンに強く要求してきた。
しかし、法的な評価基準や外交的に敏感な事ではあっても結局のところ除外するかどうか
の決定権と責任はブッシュ大統領にあるのだ。
(以下略)