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物乞いのほとんどは「プロ」、南方の観光都市が絶好の稼ぎ場に―福建省アモイ市
2008年1月23日、福建省アモイ市は物乞いに対する大規模な帰郷勧告キャンペーンを
実施することが明らかとなった。アモイ晩報が伝えた。
同市民政局によると、経済的な困窮からやむを得ず物乞いをしているものはわずか1割程度。
9割は市外などからやってきた「プロ」だという。アモイ市は冬でも暖かく物乞いに応じる観光客
も多いことから、「プロ」にとっては絶好の稼ぎ場となっている。そのため経済的に困窮した老人
だけではなく、働き盛りの年頃の物乞いも数多く見受けられる。
外地から「プロ」の物乞いが数多く流入していることに対し、現地の慈善機関も頭を悩ませている。
「人々を救う気持ちに出身地は関係ないとはいえ、実際にはアモイ市出身者を重点的に救わなければ
ならない」と苦汁の選択を強いられていることを明かしているが、市外から来た出稼ぎ労働者が
困窮して物乞いをしているケースもあり、働いて市に貢献したのであれば同待遇を受けるべきだとの
反発の声も上がっている。(翻訳・編集/KT)
ソース:レコードチャイナ
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