08/01/22 03:12:31 lvSIvBKA
なんかコレもすごいな・・・
捨て鉢というか狂気を感じる
辛淑玉「たんこぶ」 2007年12月25日 No.44
URLﾘﾝｸ(www.sinsyakai.or.jp)
そんなの関係ねー
北朝鮮における核の無能力化が着実に進んでいる。
アメリカのスタンスが変われば、日本もそのスタンスを変えざるを得ない。
北朝鮮との国交正常化の進展を感じさせる情報が流れるたびに、
マスメディアは「良かったですね」と、在日に予定調和のコメントを求める。
しかし、南北の「統一」であろうと日朝の「国交正常化」であろうと、
そんなの関係ねー、である。
南北の動向に何か動きがあるたびに、在日はその都度、
日本社会の不満のはけ口として叩かれるだけ叩かれてきた。
棄民としての在日にとって、南北統一や国交回復にどれだけのメリットがあるというのか。
基本的人権を求める権利すら奪い取られている在日に向かって、なにがコメントを、だ。
国家による人質とは、まさに在日のことではないか。それにマイクを向けるな。
どだい、南北の統一がなされたときに起きるのは平和などではない。
グローバル化した企業による北朝鮮の人々への新たなる搾取である。
いや、新たな奴隷制度と言ってもいいだろう。
弱肉強食の経済原理がどれほど悲惨な国内植民地を作り上げているかは、
まともな経済人なら誰でも認識していることだ。
「統一」は、権力者の利権確保が約束されたときに成立すると私は見ている。
それが資本主義経済を経験していない国の末路でもあるのだ。
かつて、故小田実さんが、「朝鮮はあれほど悲劇的な歴史を経てきたのに、
何も学んでいない」と言ったことがある。
「日本人の小田さんが（在日の私に）そう言うと、ムカつきますね」と返したら、
「オレが本物の日本人で、オレは偽者の日本人の責任は取らない」と切り返してきた。
さすが小田さん。ゴーマンかましてオッパッピーである。
偽者の日本人に、偽者の朝鮮人に、偽者のアメリカ人・・・・。
ニセモノだらけの中で、近い将来、弱肉強食の経済戦争で食い尽くされ
身も心も精神も殺されるであろう北朝鮮の人々の終わらぬ悲劇を思うと、
言葉も出ない。