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佐高信と辛淑玉の対談
『佐高信の日本国憲法の逆襲 第2回 この憲法、日本人にはもったいない!』
月刊「世界」(岩波書店)2000年2月号
佐高 二世と三世のちがいでいうと、朴慶南でも梁石日でも、父親がもの
すごい暴君だったようですが、あなたの場合は少しは違う?
辛 いや、朝鮮人の親の多くは暴力的ですよ。その暴力的なものはどこ
で培ったのかというと、儒教の文化に植民地体験が加わったことで
す。これは朝鮮人の家だからというより、暴力はより弱いところに
移行していくわけです。日本の社会から抑圧された朝鮮人の男たち
は、朝鮮人の女に対してよりひどいことをする。子ども荷対して高
圧的になる。お母さんたちはそこでまた子どもを抑圧する。それが
あたりまえだと思ってきて、初めて日本の学校に行ったときに、親
に殴られたことのない子がいて腰が抜けるほど驚いて、何て日本人
幸せな生き方をしてるんだろうと思いましたね。これは親の世代で
終わっているかというと違います。日本の在日社会に脈々と生きつ
づけている暴力の文化(=支配の文化)があるのです。差別と共存
しているのです。