08/01/21 12:24:44
◆衛星「嫦娥1号」整流カバー発見、疑惑再燃=中国
中国のメディア報道によると、1月15日、中国南部の広東省韶関市始興県で
衛星整流カバーが発見され、10月に打ち上げた月衛星嫦娥1号のものだと
見られるという。
以前同地区でも発見された砕けたものとは違い、
同整流カバーは衛星整流カバーの丸半分の完璧な形を保っているため、
インターネット上では、疑い深いネットユーザーらが、
嫦娥1号の発射に巡る疑惑論争に再び火を付け、熱い議論となった。
発見された整流カバーは、長さが7メートル、直径は5メートル、
先端が丸くなった金属体。
周囲の枯れた木と葉の様子から見ると、落ちてからすでに2ヶ月近く。
カバーでは「CZ-3A」のマークから、嫦娥1号を発射する「長征3号」の
ロケットの略称と思われるという。
写真:発見された整流カバー
URLリンク(jp.epochtimes.com)
昨年12月、嫦娥1号による初めての月面写真がGoogle月面写真と酷似し、
偽造写真の疑惑で中国のインターネット上で大いに話題となった。
プロジェクト責任者の科学者・欧陽自遠が、Googleの月面写真とは違い
嫦娥1号の写真では新しいクレーターが写っていると主張、
偽造の指摘に反論したが、その後、多くの分析では、この新しいクレーターが
新しい地形ではなく、単なるデーター合成する際の技術ミスと分かった。
しかし、当局はそのミスについて声明も謝罪もしておらず、その後、
一ヶ月間も嫦娥1号に関しては沈黙を保ち、中国のネットユーザーらに
強い疑いが残したままだった。
今回発見された整流―カバーが形はあまりにも整い過ぎており、
発射後大気層で燃えた跡もほとんど見えないため、疑い深いネットユーザーらが
再び、嫦娥1号の発射は本当に成功したのかなど疑惑の声を上げた。
あるネットユーザーによると、「整流カバーは、衛星・ロケット分離の段階で、
衛星を放した後、自動的に脱落し、大気層で燃えるのは普通。
しかし、現在の整流カバーの完全な状況を見ると、衛星は大気層を出たとは
思えない」という。
しかし、「整流カバーは燃えていないのは、最新の特殊材料を
使っているのではないか」と反論し、当局はいくらうそを言うとしても、
衛星発射という重大な問題ではまさか、うそはつかないだろうという意見も見られる。
多くのネットユーザーが、嫦娥1号が一ヶ月以上も音信が絶えたことを疑問に思い、
「新年でも挨拶も全然来ないのは、当局一貫したやり方とは合わない」
「まさか嫦娥がすでに火星に直行し、2月の旧暦新年に全中国人民に
ビッグ・サプライズを与える狙いでは?」と皮肉る人々も少なくない。
大紀元時報/日本 2008/01/21 11:36
URLリンク(jp.epochtimes.com)
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