08/01/19 12:16:55
昨年12月7日に起きた忠清南道泰安沖での原油流出事故当時、
事故を起こしたサムスン重工業のタグボートとクレーン船がタンカーと衝突する前に碇を下ろしていれば、
衝突を避けるチャンスが3回はあったが、結局は判断ミスで事故が起こったことが分かった。
政府が18日に発表した調査結果によると、タグボートは事故当時、
前日6日午後2時50分ごろ仁川港を出港し、翌7日早朝4時8分ごろ泰安半島近海を通過したという。
その際、高波でタグボートが内陸側に流され始めたことから、
午前4時44分ごろ仁川港に戻るために方向転換を試みた。調査に参加したある政府関係者は
「当時、クレーン船が近くの港付近にある停泊地に立ち寄り碇を下ろし停泊していれば、
事故は起こらなかっただろう」と述べた。
しかしタグボートは43分後の午前5時27分ごろ、再び南に向かい始めた。
2回目の停泊のチャンスを逃したことになる。
結局、2隻のタグボートのうち1隻とクレーン船をつなぐ鉄のワイヤーが切れ、
クレーン船が漂流し始めた午前6時52分にクレーン船は碇を下ろし始めたが、
衝突を避けるには既に手遅れだった。
これについてサムスン重工業側は、
「タグボートが高波を受けるまでは、それほど海は荒れていなかったため、
そのまま航海を続けたほうが良いと判断した」と述べた。
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