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■[社説]「日本に謝罪・反省せよと言うつもりはない」
李明博(イ・ミョンバク)大統領当選人が、「成熟した韓日関係のため、(日本に)『謝罪せよ』
『反省せよ』と言いたくない」と述べた。外国メディアとの記者会見でのことだ。李当選人
は日本人記者の質問に対して、「日本も形式的謝罪や反省をしたのは事実だ」とした上
でこのように述べ、両国関係を未来指向的にしてゆかなければならないと表明した。
大統領当選人の就任前のリップサービスとして心に刻んでおくには、この発言は深刻な
問題をはらんでいる。何よりも、韓日の過去史に対する李当選人の安易な認識を反映し
たものではないかと憂慮させられる。
韓日間には日本軍慰安婦問題をはじめ独島領有権、靖国神社参拝、教科書歪曲など
敏感な問題が横たわっている。解決方法は、日本が真の謝罪と賠償をするしかない。
しかし日本は、辞書にもない「痛惜の念」のような曖昧な修辞を動員して、これに背を向
けてきた。日本の政治家らが、汚い過去史を覆い隠すために吐き出した妄言も数え切れ
ぬほどだ。同じ戦犯国家であるドイツで、ウィリー・ブラント首相がポーランドで犠牲者の
霊前にひざまずいて以来、指導者らが機会あるごとに過ちを認めて賠償してきたのとは、
対照的だ。
韓国の歴代政府も、この問題に対する責任から自由ではない。概して一貫性なく、そし
て感情的に対応したせいだ。金泳三(キム・ヨンサム)元大統領は日本の独島挑発に対して
「根性を叩き直してやる」云々と発言して怒ったが、実際には何もしなかった。金大中
(キム・デジュン)前大統領と盧武鉉大統領も、任期中に韓日の過去史問題を争点化しない
と言ったが、思った通りにはならなかった。日本の絶え間ない妄言と挑発のためだった。
こうした点から見て、李当選人の発言は外交戦略的側面からも慎重さを欠くものだった。
それが実用外交だと言うのかもしれないが、やたらに実用を持ち出せば良いというもの
ではない。もしも李当選人の発言が、様々な過去史関連委員会の廃止方針と同じ脈絡
から出たものならば、彼の歴史意識についても憂慮せざるをえない。
▽ソース:京郷新聞(韓国語)(2008/01/18 18:00)
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