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北京の旅行業界 商機のはずが苦境
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北京五輪に合わせてこの夏、北京市を訪れる観光客は外国からの50万人を含め250万人と
予測されているが、活況となるはずの同市の旅行業界が苦しんでいる。
最大手、中国旅行社の幹部社員は「五輪期間中は政府の関与が増え、われわれの存在は小さくなる」と話し、
休業する社も多いという。
旅行代理店にとって何より重要なのは「宿と足」の確保。しかし外国人を受け入れている主要ホテルの
6、7割は北京五輪組織委員会と直接契約してしまった。
バス会社も組織委や市政府からの注文が最優先のため確保が難しいという。
入場券も問題だ。中国国内販売は団体での購入は認められていない。
各社とも社員やその家族らを総動員して申し込んでいるが、何枚入手できるかは運頼み。
「プランを作りたくても作れない」(同幹部)のが現状だ。
日本語ガイドの男性(36)は「リスクが高い分、大もうけの機会もある。
でもホテルの値上がり幅など不確定なことが多く動けない」とこぼす。
自身は「ことしの稼ぎ時は春から五輪前まで。
八月は休んで日本旅行でもする」という計画だ。 (共同)
[ 2008年01月18日 09:18 速報記事 ]