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【コラム】松下が90年の伝統を脱ぎ捨てたワケ(上)
日本最大の家電メーカーである松下電器産業が今月10日、創業以来90年間使用してきた
「松下」という社名を捨て、社名とブランド名を輸出用ブランドだった「パナソニック」で統一すると決定した。
NHKによると、松下が社名を変更する理由の一つは、サムスン電子などに比べブランド力で劣勢にあるからだという。
松下がブランド力でサムスンに対抗するために社名を変えるなどとは、少し前まで夢にも考えられないことだった。
周知の通り、松下はただの大企業ではない。経営の神様として崇められてきた故・松下幸之助が
1917年に創業して以来、「ナショナル」という名前が示すように、日本国民のブランドとして愛されてきた企業だ。
日本のメディアは長きにわたって松下を日本の代表企業として扱ってきた。
一方松下が社名変更で対抗しようとしている当のサムスンは、今月15日に
特別検事の命令を受けた捜査官によって家宅捜索を受けた。ちょうどその時、
同じビルの地下一階ではサムスン電子が内外のメディアから数百人の記者を招き、
2007年第4四半期の決算とともに、経営が上向いたことを発表していた。
外信記者まで招いて会社の実績を誇っている瞬間に、家宅捜索が始まったのだ。
もちろん家宅捜索は当然行われるべきものであり、サムスンの裏金疑惑や
贈賄疑惑は真相を究明すべきだ。だが以前から記者会見が予定されていた日に
家宅捜索を行うとは、何らかの意図があるものと考えずにはいられない。
サムスンや現代自動車、LG、SK、ポスコの5社は、韓国経済の50年間に及ぶ成長を象徴するような、
「韓国の顔」とも言えるブランドだ。世界のどこかでこれらのブランドを目にすると、
自然と愛国心が湧いてくるものだ。ヨーロッパの街角を歩いていて現代自動車や
サムスン電子の広告を目にすると、ゴルフの崔京周(チェ・ギョンジュ)や
競泳の朴泰桓(パク・テファン)が活躍するのと同じくらいうれしくなる。
反対に海外の競合企業からしてみれば、
これらの韓国ブランドは目の上のこぶとも言える存在だろう。
金栄秀(キム・ヨンス)記者(産業部)
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朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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