08/01/14 19:45:27
韓国の李明博次期大統領は15日から日本に特使を派遣し、新政権の基本的な内外政策
について日本側に説明し協力を求める。李氏は大統領当選以来、対日配慮が目立つなど
日本との関係改善に強い意欲を見せている。特使訪日は盧武鉉政権下で冷え込んだ
日韓関係修復のスタートとして注目されている。
対日特使には李次期大統領の実兄で政界長老格の李相得国会副議長が選ばれ、
これに知日派の権哲賢・韓日議連幹事長や女性の田麗玉議員(いずれもハンナラ党)と
尹徳敏・外交安保研究院教授、外交当局者らが同行する。
李相得特使は李次期大統領より6つ年上の72歳で、やはり企業経営者出身(コーロン
商事社長など)。80年代後半に政界に転じ、国会議員を5期務め党要職を歴任しており
韓日議連の次期会長に有力視されている。
李次期大統領の有力な相談役として影響力は大きい。これまで日本との関係はそれほど
強くなかったが、李次期大統領と同じく戦前の日本に生まれ、日本語が達者で温厚な人柄
から人望がある。
李次期大統領は今回、特使として米国に鄭夢準議員、中国に朴槿恵議員、ロシアに
李在五議員などそれぞれ大物議員を同時に任命しているが、対日特使に実兄という
“最側近”を起用したことは日本重視として関心を呼んでいる。
特使一行は18日まで滞在し、福田康夫首相をはじめ政府、各党、経済界など各界要人
と会う。
一方、李次期大統領は先週、元首相の森喜朗・日韓議連会長の訪問を受けて会談し
夕食まで共にしている。大統領就任(2月25日)前の政権引き継ぎ作業で多忙をきわめる中、
異例の厚遇だ。森氏との会談では「両国関係改善には自分の方から乗り出したい」などと
述べ、積極的な対日姿勢を明らかにしたという。
また同じころ外交当局者の「日韓次官級戦略対話」で訪韓した谷内正太郎外務次官は、
政権引き継ぎ委員会の李慶淑委員長(女性)と会っている。李委員長は新政権の初代首相
候補の1人。引き継ぎ李委員長が外国要人と会うのも異例で対日配慮として注目される。
ソース(MSN産経ニュース)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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