08/01/13 20:57:45
◇２年連続で対中貿易黒字が減少、対日赤字は最大に
【ソウル１３日聯合】
韓国の中国に対する貿易黒字は２年連続減少し、日本に対する貿易赤字は２年連続で過去最大を記録した。
産業資源部と関税庁が１３日に明らかにしたところによると、昨年１月から１２月２０日までの対中貿易黒字は
１８０億９０００万ドルで、昨年の２０９億ドルに大きく及ばなかった。
今年通年の統計はまだ発表されていないが、対中貿易黒字が２００億ドルを下回るのは確実で、
４年ぶりに最低水準となりそうだ。
対中貿易黒字は２００２年の６３億５０００万ドルから２００３年に１３２億ドル、２００４年が２０１億８０００万ドル、
２００５年が２３２億７０００万ドルと拡大し続けたが、２００６年に次ぎ昨年と、２年連続の減少となる。
産業資源部関係者はこの背景について、
「中国が鉄鋼や石油化学など基礎素材分野で投資を拡充し高成長を続けており、中国に進出した
韓国企業のローカライズで韓国製品を中国で売る余地も小さくなっている」と説明した。
対中貿易黒字の減少で、韓国にとっての最大の貿易黒字地域も欧州連合（ＥＵ）に変わった。
昨年同期の対ＥＵ貿易黒字は１８４億５０００万ドルだ。
また、同じ時期の対日貿易赤字は２８９億４０００万ドルで、前年通年の赤字額２５３億９０００万ドルを上回り、
２年連続で過去最大を更新した。
２００２年に１４７億１０００万ドルだった対日貿易赤字は、２００４年には２４４億４０００万ドルまで膨らんだ。
２００５年に２４３億８０００万ドルに若干減ったが、翌年には再び拡大している。
貿易業界関係者は、対日赤字の根本原因である部品・素材分野の赤字が改善されておらず、
円安のために先端資本財と高価な消費財の輸入がそろって増えていると話す。
米国に対する貿易黒字も２００４年の１４０億７０００万ドルをピークに、２００５年が１０７億６０００万ドル、
２００６年が９５億３０００万ドルと減り、昨年も１２月２０日までで７９億２０００万ドルに縮小した。
しかし、新興市場として定着しつつある中南米に対しては１３７億６０００万ドル、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）は
５２億２０００万ドルと、貿易黒字幅は前年より拡大した。
ソース：聯合ニュース
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