08/01/09 21:00:24
◆韓国航空各社、運航中止が相次ぐ理由（上） 振り回される消費者たち
毎月1‐2回、ビジネスのため仁川国際空港から長崎に向かうソさん（35）は、
今年の年間スケジュールを立てるため航空便の日程を調べようと、
7日に大韓航空のホームページを開いた。
4月12日に長崎に向かい、19日に帰る便を調べると、
「選択された出発日の便はありません」という案内文が表示された。
その翌月に出国日を変えても、同じ文が出る。
「昨年は月・木・土の週3回、定期的に運行していたのに…」。
疑問に思い、大韓航空に電話をかけてみると、
担当者は「利用者がいないため今年3月30日から10月25日まで
この路線の運航は一時中止となりました」と答えた。
ホームページや大韓航空の広告、機内誌のどこにも、
同路線の運航が約7カ月間中止されるという知らせはなかったとして
ソさんは「前もってきちんと知らせもせずに定期路線を一方的に廃止するなんて、
無責任すぎる」と批判した。
昨年、同路線の利用客は約2万人。
ソさんのような乗客は、これから隣の福岡空港に向かい、
車で2時間半以上かけて長崎入りしなければならない。
2004年12月に長崎でゴルフ場を買収、運営しているHリゾートは
さらに頭を抱えている。
今年から日本のレジャー会社と共に、ゴルフ場とレジャー施設を
一緒に利用できる新しい会員権の販売に乗り出したが、
大韓航空路線の運航中止に当惑している。
Hリゾート側は「航空会社の都合で定期便をなくしてしまうなんて、
利用者のことを考えない姿勢は商売の道理に外れる」と話している。
この一帯にゴルフ場やリゾート施設を持つ別の韓国企業H社も慌てている。
こうした会社はこれまで、空港‐ゴルフ場‐ホテルを結ぶツアーを売り出しており、
ゴルフ場会員権を売るときもこの部分を強調してきたためだ。
こうした状況が明らかになると、長崎県職員も対処に乗り出した。
職員らは「路線中止を見直してほしい」として、今週中にもソウルの
大韓航空本社を訪問するという。
図表：最近５年間で韓国の航空会社が中断した国際線
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朝鮮日報 2008/01/09 17:03:40
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