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南アフリカの白人政権が、なぜアパルトヘイトを作ったか？誤解している
人が多いが、南アフリカには黒人はほとんど暮らしていなかった。
何もない、野生動物しかいない場所に徳川時代の初め頃、白人が
住み着いて、何百年もかけて作った国が南アフリカ。20世紀になると、
金やダイヤモンドの鉱山が発見され、そこで働くために大量の黒人が
流入してきた。つまり、南アフリカは白人が先住民の白人が作った国で、
黒人が後から来た外国人労働者。そして、気付いてみたら外国人労働者である
黒人が、先住民たる白人の数倍を上回ってしまった。ここで、選挙など
やったら国が乗っ取られ、白人が黒人に飲み込まれてしまう。そこで、
作られた制度がアパルトヘイト。つまり、この制度は本来、少数派に
転落した先住民が、後から来た移民に国を乗っ取られないようにする
ためのものだったということ。黒人政権ができたとき、世界は歓迎したけど
実際は、外国人労働者に先住民が国を奪われた瞬間だったわけだ。
軍隊を使わずに、移民で合法的に侵略されたわけだ、南アフリカは。