08/01/04 22:16:33
◇信用不良者の救済に公的資金5600億円投入へ
信用等級が極めて低い信用不良者700万人余りの救済を目指している李明博(イ・ミョンバク)次期大統領の、
いわゆる「信用不良者大赦免」公約を実行するために、4兆8000億ウォン(約5616億7200万円)もの公的資金が
投入される見込みだ。
信用不良者の借金棒引きに使われる今回の公的資金は、新たに調達されるのではなく、
過去の金融構造調整で使われた公的資金の残りを活用する予定だという。
大統領職引き継ぎ委員会のチャン・スマン経済1分課専門委員は3日、
「勤労者と庶民が困難に直面している状況で、(信用不良者救済のため)公的資金をもって支援することができる」と語った。
チャン委員はこの日、金融監督委員会の業務報告後、定例ブリーフィングで、
「過去、企業の負債を数度にわたり帳消しにした例があり、1997年のアジア通貨危機以降168兆ウォン
(約19兆6500億円)の公的資金を投入し、金融機関を救済した」という趣旨の発言を行った。
引き継ぎ委員会は、今後2‐3カ月で法改正と所要の準備を済ませ、早ければ今年上半期中にも
「信用不良者大赦免」の措置を取る方針だ。
しかしこの手法は、国民の税金で信用不良者の借金を肩代わりするものであり、
論議を呼ぶことが予想される。
ソース:朝鮮日報
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