08/01/04 15:36:14
ソース:YahooKorea(YTNニュース・・・ハングル記事を記者が翻訳)
URLリンク(kr.news.yahoo.com)
去る1999年に打ち上げされた、我が国最初の多目的実用衛星「アリラン1号」と地上管制局
との通信が途絶していることが明かにされた。
通信再開のための復旧チームが運営されているが、何の成果もなくアリラン1号が宇宙の
迷子になった可能性が高いようだ。
[以下はリポート内容]
「アリラン1号は先月30日、地上管制局との通信が途絶しました。
以後、航空宇宙研究員が交信再開のために復旧チームを構成し、アリラン1号と通信を
試みていますが、六日目になっても何の成果をあげることができなかったことが分かり
ました。
したがって現在の状況で見るに、アリラン1号は宇宙の迷子になった可能性が高いようです。
航空宇宙研究員と科学技術部は果川で緊急会議を開き対策を用意しています。
国内最初の多目的実用衛星、アリラン1号は去る1999年12月にアメリカのカリフォルニア
バンデンバーグ空軍基地で打ち上げされました。
以後地上685kmの上空で、一日に14周半ずつ地球を回り、8年余衛星写真の撮影などの
観測任務を遂行して来ました。」
[質問]
「通信が途絶した原因は何でしょうか?寿命を終え通信が切れたのではないようですが?」
[返事]
「アリラン1号の元々の寿命は3年だったが、その後も大きな故障もなしによく運用されて
来ました。今度の通信途絶が急に現われたのは、科学技術部と航空宇宙局が緊急対策
会議をした結果、寿命を終えて通信が切れたことではないようです。」
一部の専門家たちは衛星が本来の軌道を脱したことで、通信が途絶された可能性が高い
と明らかにしました.
担当者の操作ミスや、突然の故障で位置制御ロケットが噴射されたことで元々予定していた
軌道を脱してしまったのではないかという説明です。
科学技術部と航空宇宙局は復旧チームの運営と同時に、正確な通信途絶原因を調査して
いることが分かっています。
しかし、もしオペレーターの操作間違いでこんな事故が起こったら現在運用されている
アリラン2号も同じようなシステムを使っている以上、徹底的な対策用意が至急必要となる
のではないでしょうか。