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内閣府は沖縄県の振興策の一環として、中国、韓国からの観光客を増やすための戦略策定に
乗り出すことを決めた。
2008年夏に検討委員会を設置して国・地域や年齢ごとに最適な誘客方法の検討を始め、
同年度中に効果的な観光商品の企画、宣伝などの戦略を作る予定だ。関連予算として
同年度予算案に4800万円を計上している。
沖縄を訪れた観光客は、06年に過去最高の約563万6000人を記録したが、
このうち外国人はわずか約9万2000人だった。
このため、検討委では、中国、韓国の各地で観光市場の動向調査を実施する。期待される沖縄の
観光資源、宿泊、食事、料金などを調べ、戦略作りの基礎資料とする。特に、富裕層が増えている
中国では、沖縄に近い上海などの南部だけでなく、北京や東北部も調査対象とする。
また、ハワイやグアムなどの世界的な海洋リゾートを「競争相手」とみなして研究する。
(2007年12月30日11時22分 読売新聞)
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