07/12/29 12:30:43
中国を訪問している日本の福田康夫首相は28日、北京大学で講演し、第2次世界大戦期の
日本の戦争責任について、日本の首相としては初めて中国の若者に直接謝罪した。
福田首相は中国中央テレビ(CCTV)が全国に生中継した講演で、学生800人余りに対し、
「不幸な時期をしっかりと直視し、子孫に伝えていくことがわれわれの責務だ」と述べた上で、
「過去をきちんと見据え、反省すべき点は反省する勇気と知恵があって初めて将来に誤り
なきを期すことが可能になる」と歴史問題に言及した。
福田首相は歴史に対する反省が今後の日中関係を切り開くためのものだを強調し、日中
平和友好条約の締結30周年となる2008年を「日中関係飛躍元年にしたい」と強調した。
福田首相は同日午前、温家宝首相と会談後に行った共同記者会見で、来春に胡錦濤国家
主席が訪日することで日中双方が合意したことを明らかにした。
また、東シナ海のガス田開発問題については、「早期決着に向け断固たる決意を共有し、
一刻も早い解決を目指すことで一致した」と述べた。
URLリンク(www.chosunonline.com)