【台湾】ダイオキシンを食べる細菌の発見は、17歳の女子高生がきっかけ[12/25]at NEWS4PLUS
【台湾】ダイオキシンを食べる細菌の発見は、17歳の女子高生がきっかけ[12/25] - 暇つぶし2ch1:~^◇^)<誤訳あったらごめん。@シャイニング記者。φ ★
07/12/28 00:00:58

ダイオキシンを「食べる」菌の発見は、17歳の李雅廷がきっかけ
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本紙が先日独占報道した、国立中山大学と高雄の正修科学技術大学が共同で発見した
もっぱらダイオキシンを食べる細菌について、両校の研究チームは昨日、研究成果を発表した。
これは台湾本土の細菌のメンドシナ単胞菌(*1)で、ダイオキシンを分解し耐水銀性(*1)があり、
「この重大発見は世界でも初となる」と宣言した。

さらに強調すべきは、この発見がわずか17歳の高雄師範大学附属高級中学2年生の李雅廷が
きっかけになったということだ。彼女は微生物が土壌を修復することに興味を示し、
それがまさに「小兵が大きな手柄を立てた」ことになった。

国家科学委員会は、研究チームによる生物実験場創立に、60万元を補助することに同意している。
研究チームでは、ダイオキシンを分解する量の最適化をさらに探求するとしており、
「それができれば実験にとってよいことだ」と語っている。

李雅廷によると、高校1年生の基礎化学での「土壌の汚染と防治」の授業の中で、
中国石油化工の台南安順廠周辺の土壌がダイオキシンに汚染され、
猛毒と重金属によって土壌と水域生物に大きな被害を与えていることが紹介されたという。
曾鶯芳・先生の指導の下、彼女は、生物によって土壌のダイオキシンを取り除くことを考えた。

最初、彼女は金剛ミミズ(*1)を育ててダイオキシンを除去する媒介にしようとした。
ダイオキシンの検測では権威があり高価な機器を有する正修科技大の超微量センターを訪ね、
土壌中の重金属の量と条件をコントロールした実験を行ったが、ミミズは2日で全て死亡した。
しかしこの時、死んだミミズが1週間後にその他の生物によって分解するのを見て、
土壌中にもともと住んでいた微生物の存在に気がついた。
このことによって、研究は微生物によるダイオキシンの分解という方向に舵を切った。

李雅廷によると、彼女は中山大学生物科学部で発見された菌株が五塩化フェノール(*1)を
分解することに気がついたという。その後、中山大学の劉仲康・教授を訪ねると、
教授は気前よく彼女にその菌株を送った。彼女はそれを超微量センターに持ち込んで測試を行い、
中山生物所研究員のメンバーの協力の下で実験を重ねて、この菌種がダイオキシンを分解する
特殊な功能を有していることを発見した。彼女は「とても楽しかった」と語っている。

曾鶯芳によると、李雅廷は謙虚で礼節があり、愛のある学生だという。
また、研究者のように「失敗してもまたチャレンジする」特徴があったという。
当初、ミミズの分泌する酵素でダイオキシンを分解しようと考えていた時に、
ミミズの身体にいた寄生虫を取り除く際にも「こんな軟らかくてぬめぬめしたものは、
女の子はみんな嫌がるはずなのに、彼女はちゃんと洗浄していた」という。
(12/25)
[ 高雄県報道 / 記者:王紀青 ]

★ ソースは、聯合報 [台湾] とかからはしょり気味に訳。
URLリンク(www.udn.com) (中国語・繁体字)

★ 訳註。
(*1) この部分、原文直訳。

★ 画像。
URLリンク(mag.udn.com) (聯合報)
URLリンク(www.chinatimes.com) (中国時報)


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