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★外務次官に藪中氏起用へ 対北朝鮮で中心的役割
政府は26日、外務省の谷内正太郎事務次官を1月中旬で勇退させ、後任に藪中三十二外務審議官
(政務担当)を起用する方針を固めた。臨時国会閉会後に交代する予定だが、流動的な国会の情勢を
見極めたうえで最終判断する。
審議官には佐々江賢一郎アジア大洋州局長が昇格し、その後任には斎木昭隆駐米公使が就く見通し。
また、加藤良三駐米大使と野上義二駐英大使が勇退し、後任にはそれぞれ藤崎一郎ジュネーブ国際
機関政府代表部大使、海老原紳インドネシア大使の起用を軸に調整している。
藪中氏と佐々江氏はいずれも北朝鮮の核問題をめぐる6者協議や、拉致問題に関する日朝交渉で
中心的な役割を果たしてきた。また、斎木氏も日朝交渉の日本側代表を務めた経験がある。主要ポスト
に北朝鮮問題に精通した人材を配置することで、拉致問題をはじめとする懸案の解決に本格的に
取り組む狙いがある。
谷内氏は05年1月、小泉内閣の官房副長官補から次官に就任。靖国神社参拝問題で冷え込んだ中国、
韓国との関係改善のため、安倍首相(当時)の訪問を実現させた。
(asahi.com 2007年12月27日06時14分)
URLリンク(www.asahi.com)
(関連スレ)
拉致問題】外務省・藪中審議官、北朝鮮に「遺骨」提供の非公表を約束していた【02/14】
スレリンク(news4plus板) (2005年dat落ち)
(関連URL)外務省HP:北朝鮮側「備忘録」について (平成17年2月10日)
URLリンク(www.mofa.go.jp)