07/12/26 13:31:58
東京都渋谷区で昨年6月、美容外科医の長女の大学生が誘拐された事件で、東京高裁は
26日、身代金目的誘拐などの罪に問われた中国籍の李勇(リ・ユン)被告(30)と
伊藤金男被告(51)の控訴をいずれも棄却する判決を言い渡した。池田耕平裁判長は
「凶悪性、反社会性が著しい犯行で、一審の量刑が重すぎるとはいえない」と述べ、
両被告を無期懲役とした一審・東京地裁判決を維持した。
控訴審判決は、両被告が通学途中の長女を車に押し込み、拳銃を突きつけるなどして
約13時間にわたって監禁した事実を一審と同様に認定。「娘の安否を憂慮する母親の
心情に乗じた極めて卑劣な犯行」と批判した。
両被告側は「別の首謀者がいて、その手足となって動いただけだ」などとして量刑が
重すぎると主張したが、池田裁判長は「犯行の準備、実行に主体的に関与しており、
刑事責任は同等で極めて重大だ」と述べた。
ソース 朝日新聞
URLリンク(www.asahi.com)