07/12/22 13:46:28
「日・朝教育・文化交流をすすめる愛知の会」は5日、
橋詰洋三会長はじめ日本側13人と朝鮮総聯愛知県本部・河貞鳳委員長、
愛知朝鮮学園関係者、県内団体代表者とともに懇親・交流会を行った。
懇親会では、10月に「日・朝教育・文化交流をすすめる愛知の会」として初めて訪朝した
片桐清高・前県会議員はじめ4人の報告があり、今年度愛知県知事に提出する
「朝鮮学校の処遇改善を求める要望書」を満場一致で確認した。
また、冷え切った朝・日関係を打開するため、来年各界の人々に広範に呼びかけて
朝・日間の教育・文化交流をすすめるための事業を推し進めることについて、意見交換を行った。
99年9月、自民党を含め超党派的に発足した「日・朝教育・文化交流をすすめる愛知の会」は、
諸般の事情でここ数年活動が休止状態にあったが、
昨年初め頃から中京大学大学院院長・弁護士として活躍している
橋詰洋三氏を会長、元愛知労組会議事務局長の竹内宏一氏を事務局長とし、
自民党・民主党・公明党の愛知県議会議員から副代表を選出して活動を行っている。
「日・朝教育・文化交流をすすめる愛知の会」は、厳しい日朝間の政治経済問題を含め、
在日朝鮮人と日本国民が両国の教育文化交流をすすめることは、
日本と朝鮮半島の平和だけではなく、北東アジアの平和につながる重要な問題として捉え、
事務局会議や学習会など地道な活動を行ってきた。
今年も愛知県知事に対する要望を含め、県下の自治体に対する要請を活発に行い、
新たに知立市、愛西市が助成金の支給を決め、これで16市4町が支給することになった。
これは「日・朝教育・文化交流をすすめる愛知の会」が、
常に在日朝鮮人の教育問題を重要課題として捉え地道な活動を行ってきた結果といえる。
同会は来年、愛知朝鮮中高級学校が創立60周年を迎えるにあたって、
在日朝鮮人子女に対し民族教育を施し、「日・朝友好親善」をはじめ、
日本や国際社会で活躍しうる人材を多数輩出していることを広範な日本の各界の人々に広く知ってもらい、
多くの日本人が朝鮮学校を支援し、
一日も早く日朝国交正常化が実現できるようにがんばっていくことを誓い合っている。【愛知支局】
[朝鮮新報 2007.12.21]
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