07/12/22 09:58:21
オウム真理教150人減少 路線対立で、公安庁分析
公安調査庁は、治安状況をまとめた2008年版「内外情勢の回顧と展望」を22日付で公表した。
組織運営をめぐる路線対立などから、オウム真理教(アーレフに改称)の信者が
11月末時点で約1500人となり、団体規制法による
2000年の観察処分決定以来公表してきた信者数より約150人減少したと指摘した。
このうち、アーレフを脱会したとする上祐史浩前代表を支持する「上祐派」は210人で、
新団体「ひかりの輪」を設立した今年5月の163人よりも増加したという。
公安庁は「約1500人の大半は地下鉄サリン事件以前に入信しており、危険な体質は変わらない」としている。
このほか、北朝鮮の動向について「拉致問題の事実上の棚上げに向けた世論の沈静化を目指し、
朝鮮総連などを介した日本の各界への働き掛けを活発化させるだろう」と分析した。
(共同)
東京新聞
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