07/12/21 00:50:50
財務省原案、防衛予算6年連続マイナス
来年度の防衛関係予算は、財務省原案では前の事務次官による汚職事件の影響もあって、
装備品の予算が削られ、6年連続マイナスの4兆7000億円あまりで、95年以来の低い水準となりました。
20日に内示された財務省原案によると、防衛関係予算は、今年度の当初予算より220億円、
率にして0.5%減って4兆7793億円で、6年連続のマイナスとなりました。
具体的には中国などの航空戦力の近代化に対応するため、
F-15戦闘機の改修を前倒しするための費用として32機分を要求しましたが、
財務省は20機分の609億円に押さえ込みました。
また、メーカーの生産停止で購入費が2倍以上の216億円に跳ね上がった
アパッチヘリ「AH-64D」は予算化されず、購入見送りとなりました。
その一方で、ミサイル防衛関連経費として、レーダーの整備や地対空誘導弾「PAC-3」の
発射試験にかかる費用など1300億円余りが盛り込まれました。
また、防衛専門商社「山田洋行」との取引停止に伴い、生物偵察車や
次期主力輸送機CXの6機目のエンジンなどの契約が取り止めとなっています。(20日22:31)
ソース TBS
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