07/12/20 11:22:04
現代自の高級セダン、ジェネシスの実力とは（上）
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現代自動車は京畿道華城市にある現代・起亜自動車南楊技術研究所の走行試験場で今月5日、
メディアを招待してジェネシスを事前公開した。正式販売は来年1 月8日の予定だ。
今回の試乗会には現代自動車の野心作であるジェネシスと世界的高級車であるベンツE350、
BMW530iも登場し、記者たちの間で緊張と期待が高まった。まずはベンツEクラスからだ。
ハンドルの重厚感が手に伝わってきた。荒々しいながらも力強いコーナリング、加速時には
車体が路面に吸い付くような感覚で、ブレーキを踏むと時速100キロ以上で走っていた車が
安定して停止した。BMW530iは、運転時の感覚がベンツとよく似ていた。
馴染みはないが心地よいサウンドと共に、車は道路の上を力強く駆け抜けた。
現代自動車のジェネシス
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次はジェネシスの番だ。細かく鳴り響く音を発しながらエンジンがかかった。
スタートからスムーズかつ安定していた。コーナリングはベンツやBMW よりもソフトな感じだった。
急加速や急ブレーキ時に感じられるパワーはやや劣るが、安定性は逆に上回っていた。
何よりも、最初から最後まで乗り心地のよさと静かな雰囲気を維持した。
ドイツ車のベンツやBMWとは異なり、日本のレクサスとよく似た感じを受けた。
ジェネシスのデザインは当初発表されたコンセプトカーのスタイルとは異なり、
非常に落ち着いた雰囲気だった。全体的な外見や車の走行特性は、レクサスの中型スポーツ
セダンGS350と大きな違いはなかった。内装はこれまでのどの韓国車よりも優れた完成度を誇る。
現代自動車が独自開発した最初の後輪駆動高級セダンではあるが、BMWのような鋭い
ハンドリングとは異なり、これまでのグレンジャーやエクウスのようなソフト感や静かさを
強調したものだ。時速150キロ程度なら、助手席に座る人とのちょっとした会話も十分に
可能なほどだ。試乗車の3.8リットルモデルは、停止状態から時速100キロに到達するまでに
かかる時間が7秒台で、韓国車の中では最も速かった。（>>2へ）
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