07/12/16 22:34:07
「元社長関与」判決で認定
ゴルフ用品メーカー「本間ゴルフ」（東京都）の酒田工場（酒田市）が２００６年２月に放火された事件で、
非現住建造物等放火罪などに問われた韓国籍の会社役員劉文度（６６）（大阪市浪速区）と、
同ほう助罪などに問われた長男の劉成植（３８）（名古屋市中区）の両被告に対する判決公判が１４日、
山形地裁鶴岡支部であった。横山巌裁判長は「公共の危険や本間ゴルフ、その従業員の被る被害などを顧みず、
むしろそれを利用しようとした。自己中心的な動機に酌量の余地はない」として、
文度被告に懲役５年（求刑・懲役６年）を言い渡す一方、成植被告には「犯行によって積極的に利益を得ようという意図はなかった」とし、
懲役３年、執行猶予５年（同・懲役３年）の判決をそれぞれ言い渡した。
また、判決で横山裁判長は、自らの公判で事件への関与を全面的に否認している同社元社長・本間秀一被告（４５）について、
「文度被告は本間被告と共謀して各犯行を計画、実行しており、本件各犯行の首謀者の一人と言える」などとして、事件に関与したと認定した。
判決によると、文度被告は本間被告らと共謀し、新会社を設立するため技術者を引き抜くことを計画。
０６年２月２８日未明に酒田工場内に侵入し、製品開発棟など２棟にガソリンなどをまいて火をつけて１棟（約１６６０平方メートル）を全焼させた。
成植被告は文度被告らの放火を助けた。
ソース：読売新聞
URLﾘﾝｸ(www.yomiuri.co.jp)