【書籍】 古田博司著『新しい神の国』~特定アジアの反日は宿命→距離置く「別亜論」主張[12/15]at NEWS4PLUS
【書籍】 古田博司著『新しい神の国』~特定アジアの反日は宿命→距離置く「別亜論」主張[12/15] - 暇つぶし2ch93:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん
07/12/16 17:39:57 77byyRbe
>>91
(その3)
そういう著者の文章自体、あちこちに茶化しがはいる。まぜっかえしや皮肉も多く、前提となる
知識がないと読みづらい箇所など、「教養があればついてこれるだろう」という著者の意地の
悪いニヤニヤ笑いを感じることも少なくない。小林秀雄などの権威や藤原正彦のようなベスト
セラー作家を茶化すのは、読んでて痛快だが、これらをおもしろいととるか、毛嫌いするかは、
人によるだろう。ある程度、読む人を選んでしまう文章ではある。

 著者はこう書いている。
〈1920年代、30年代に活躍した日本の私小説(中略)に登場する人物たちは、だいたい、
一、人に嫌われることを大変に恐れる
二、自分の中の悪から目をそらす
三、優位を羞じて、自分を劣位に置く
四、周りはみな善い人で話し合えばわかると信じている
という心性を共有しているのが特徴である〉

 別に1920年代でなくとも、たいていの人間はまあそんなもんじゃないかと思うが、著者は、こ
れは日本人だけの特殊な感覚であり、英米や中国朝鮮では通用しないと強く主張する。そし
て、これが冒頭の「外国とのつきあいはほどほどに」になっていく。正直いって、読んでいて
寒々とした気持ちになってくる……のは、評者が典型的な日本人だからかもしれない。



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