07/12/16 15:02:32 77byyRbe
(抜粋その2)
韓国のメディアでは、天皇という呼称を嫌がり、「日王」と呼ぶ。天皇は、国王や王より格上だ
から許せないのだ。しかし、宮中晩餐会などで、天皇に会えた韓国人は実に喜ぶらしい。ナシ
ョナルな韓国民としてはけしからん存在なのだが、一族の名誉としては、死ぬまで親戚に自
慢できるほどのものらしい。
このへんは、まあ、我々日本人が、たとえばダイアナ妃などに会えたら、それを自慢するよう
なものなのかもしれない。ただし、国民としては否定すべしという風に引き裂かれているのだ
ろう。
また、天皇はずっと途切れなくその地位を守っているが、中国では革命が起きて、天子の系
譜がとぎれとぎれになっている。そんな天皇を、千年前の宋の時代の中国皇帝が、うらやまし
がった記録があるという話もある。
著者は茶化すことを「ティーゼーション」と呼び、日本人の持つ大切な特質とする。江戸の戯
作者たちは、立派なティーゼーターであったが、明治の開国以降、それが隠れてしまい、やっ
と1980年代になって、糸井重里をはじめとするサブ・カルチャーの分野で復活した。ネット右
翼といわれがちな2ちゃんねらーも、右翼というよりは、ウソばかりいっている左翼を茶化すこ
とに長けたティーゼーターたちで、むしろ、左翼がダメすぎると叱咤する。
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