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ソウル大獣医学部が世界で初めてクローン作成に成功した麻薬探知犬と
同種の「ラブラドール・レトリバー」。／写真＝朝鮮日報DB
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ソウル大獣医学部が、世界で初めて麻薬探知犬のクローン作成に成功した。
2005年に世界初のクローン犬「スナッピー」を誕生させてから3年後のことだ。
ソウル大獣医学部のクローン動物研究グループは14日、「今年6月に関税庁と覚書（MOU）を締結して、
麻薬探知犬のクローン作成に着手し、先月7頭が誕生した。このうち2頭は関税庁に引き渡され、
麻薬探知犬としての基本的な訓練が始まっている」と発表した。同グループは今年6月、
カナダ産の「ラブラドール・レトリバー」から体細胞を採取し、代理母となる犬から採取した
成熟卵子にこの体細胞を移植して、胚芽を複製し代理母の
子宮に着床させるという方法でクローン作成に成功した。
今回のクローン作成で主導的な役割を果たした李柄千（イ・ビョンチョン）教授は
「DNA検査など、クローン作成が成功したか否かを最終的に確認する作業がまだ残っているが、
クローン犬が優れた性能を発揮した場合、来年には麻薬探知犬のクローン作成をさらに進めていく。
クローン技術で生まれた麻薬探知犬は輸出も可能であり、
今後相当な付加価値を生み出すことができる」と語った。
ラブラドール・レトリバーは知能が高く、冷静沈着で忍耐力が強いため、
世界的に麻薬探知犬や地雷探知犬、盲導犬、狩猟犬などとして幅広い活躍を見せている。
関税庁は2001年の米国同時多発テロ以降、世界的に麻薬探知犬の需要が増え、
優秀な麻薬探知犬を確保することが難しくなったことを背景に、
麻薬探知犬のクローン作成に着目していた。
朝鮮日報／朝鮮日報JNS キム・ウソン記者
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