07/12/11 19:01:33
ニンテンドーDSの違法コピーにご注意!
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最近インターネット上で任天堂のポータブルゲーム機「ニンテンドーDS」について激しい論争が繰り広げられています。
価格や性能の問題ではありません。インターネットでゲームを違法コピーしようとした
ネットユーザーたちが相次ぎコンピューターウイルスに感染したことから、論争が巻き起こっているのです。
以前ほどではありませんが、まだ韓国のインターネットは「違法コピー天国」です。ニンテンドーDSについても
例外ではなく、かなりの数のネットユーザーがP2P(個人間ファイル共有)やコミュニティーサイトで
違法コピーによりゲームをダウンロードしています。ゲームをインターネットから
ニンテンドーDSに移す小さなチップ(R4)も飛ぶように売れています。
その結果、ニンテンドーDSは今年、ゲーム機本体の販売台数(80万台)=業界推定=より
ゲームソフトの販売数(50万台)=同推定=の方が大幅に少ないという「ミステリー現象」が起きています。
激怒した韓国任天堂は9月、R4メーカーを刑事告訴しました。
ところが最近、何者かがニンテンドーDSの違法コピーによるゲームファイルにウイルスを忍び込ませ、
インターネット上に流しているのです。ゲームをダウンロードしたネットユーザーたちは
パソコンやニンテンドーDSがウイルスに感染し、誤作動するという被害に遭っています。
違法コピーにより受けた被害のため訴えることもできません。大手検索サイトやコミュニティーサイトには
「任天堂の仕業では?」という抗議が毎日のように書き込まれています。
もちろん、任天堂側は強く否定しています。
実は、ウイルスや偽ファイルで違法コピーを防止しようという試みは20年以上も前から使われている手法です。
初期のコンピューターウイルス「ブレイン」は、違法コピーした者をひどい目に遭わせるため作られたものだそうです。
ファイル名に有名な曲の名や歌手の名を表記しながら、中身は雑音だけというニセ音楽ファイルもよくあります。
しかし、こうした「目には目を、歯に歯を」式の対応でも違法コピーはなくなっていません。
今回の騒動がゲーム業界で違法コピーを根絶するきっかけになるかどうかは、
もう少し見守る必要がありそうです。
朝鮮日報/朝鮮日報JNS 白承宰(ペク・スンジェ)記者
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