07/12/12 02:01:26 /m59W7Ze
>>563
キングコング裁判
1982年には米大手映画会社のユニバーサル映画(当時はMCA傘下)が、『ドンキーコング』が当時同社が
版権を保有していた(と主張していたが実際は異なる。詳しくは後述)映画『キングコング』のキャラクターの
著作権を侵害しているとして損害賠償を求める訴訟を起こした。
これに対し任天堂の米国法人であるNintendo of America(NOA)は逆に「ユニバーサル映画が同訴訟を
提起したことは『ドンキーコング』の名誉を毀損した」として反訴を起こし真っ向から対決。そして裁判の過程
において、元々ユニバーサル映画はオリジナルの『キングコング』(1933年版)に関する版権を取得せずに
リメイク版の『キングコング』(1976年版)を制作していたことが判明したため、「そもそもユニバーサル映画は
『キングコング』に関する版権など保有していない」ということでユニバーサル映画側の訴えは却下されてしまう。
最終的に上記の事情に加え「『ドンキーコング』と『キングコング』は全くの別物である」という任天堂の主張が
認められた結果、1986年に任天堂はユニバーサル映画から約160万ドルの損害賠償を勝ち取った。
すげーwww