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【『半月城通信』の朴炳渉氏】
「独島問題は、日本の偏狭な民族意識を刺激するより歴史的事実の提示が大事」
独島問題専門家として活動中の在日韓国人・朴炳渉(パク・ピョンソプ)氏
在日韓国人の会社員が『「マンガ嫌韓流」ここがデタラメ』という本に書いた
独島関連の論説が、日本で大きな反響を呼び起こしている.話題の主人公は,現在
日本に居住していて昨年5月に著書を10人の共著で出版した朴炳渉氏だ.朴氏と
2・3回電子メールをやりとりして,独島問題など韓日間の主要問題についての
考えを聞いてみた.
朴氏は,「日本人たちに,独島が歴史的に韓国領土であったという事実を広く知
らせようと考えて論説を書くようになった」と述べた.本の内容に共感した名古
屋の市民団体は独島をテーマに講演を要請し,これを朝日新聞が報道するなど,
日本国内に社会的波紋を呼んだ.朴氏の今回の活動は,これまで韓日間の主要問題
となってきた独島問題や従軍慰安婦,韓日併合条約などについて日本人たちの偽
りの主張に反駁する文章をインターネットのホームページ「半月城通信」に10年
来書いてきたことの一環だった.
朴氏は来月初め,韓国海洋水産開発院の独島研究センターの招待で韓国を公式に
初訪問する.在日韓国人として日本に帰化せず韓国名をそのまま用いている朴氏
は,「『半月城通信』が日本のメディアと大衆から大きな注目を集めるようにな
ると,極右団体からの牽制が強まった」と述べた.朴氏は,「一篇の文章を書くと
きでも一字一句まで必ず実証と論理をととのえておかないと,極右団体に反論と
批判の材料を与えることとなる」と説明した。特に日本国内では独島問題の歴史
的背景が充分に知られておらず,日本政府の「独島は日本の固有領土」という意
識が密かに浸透している.また,島根県が作った「竹島問題研究会」が昨年初めか
ら活発に活動していることなどが,韓国政府にとっては大変わずらわしい点だ.
一方で朴氏は,日本国内の一部の学者の間で,独島が歴史的に韓国領土であるこ
とを認める雰囲気がますます高くなっている有利な状況に,韓国政府は注目すべ
きだ,と主張した.このような日本国内での対立が出てきたことで,昨年春には
朝日新聞の論説主幹が「独島を共同管理するか,韓国がこれに応じなければ渡し
てやってしまった方が良いだろう」と主張するなど独島問題に対する新しい論調
が現われるようになった,と朴氏は説明した. 朴氏は,「日本の明治政府が『独島
は日本の領土ではない』と明らかにした歴史的事実の重要性を知らしめ,日本外
務省の主張に反駁する日本の歴史学者・国際法学者らの意見を一般に広く知らせ
なければならない」と述べた.
最後に朴氏は,「韓国政府を初めとする韓国人たちの,日本の偏狭な民族意識を
刺激する感情的な対応には,限界がある」として,「日本国内で、独島が自国の
領土ではないという歴史的事実を広く知らせる必要がある」と述べた.
SPORTS TODAY(韓国語)[2006.11.21 18:23]
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