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われわれの歴史上で初めて開かれた国際スポーツ競技は何か。遺物から判断すると、
サッカーでも野球でもなく、伝統武芸のテッキョンやテコンドーにつながる手搏(ス
バク)やシルムだったと推定される。
まず、西暦357年に描かれたという黄海道安岳3号墳の前方石室左側の壁には手搏の選
手たちが見える。しかし、左側の選手は目を大きく見開いたさまや鼻の形などから一
目で外国人だと分かる。5世紀半ばの墳墓と推定される中国・集安の舞踊塚にも鼻筋の
高い外国人が高句麗人と手搏の実力を争っている壁画がある。
一方、5世紀のものと推定される中国・集安の角抵塚は、国際シルム大会が開かれ
たことを証明している。
シルム選手のうち、右側の人物は顔が高句麗人だが、左側の人物は外国人だと分か
る。
日本最古の歴史書である日本書紀にも垂仁7年(紀元前23年)に天皇の前で野見宿禰
(のみのすくね)が相撲を取り、相手をけり殺したという記述がある。高句麗の格闘
技風俗はこのような東アジアの伝統とも結び付いている。