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英ドキュメンタリー「中国のオリンピック虚言」
URLリンク(jp.epochtimes.com)
来年の北京五輪に備え、強引な都市整備と開発を進める中国。その陰には、家を取り壊され、立ち
退きを余儀なくされた人々が150万人いるといわれている。支払われる保障金はわずかであり、また
全くもらえないケースも多いという。政府の不当なやり方に対して「直訴」する人の多くは、裁判を起
こすどころか、そのまま裏刑務所」に送られてしまう。
五輪会場から僅か数百メートル離れた住宅区にある162戸の住民が、強制立ち退きに直面していた。
住宅の1階には、出て行かなければ、2回目の警告が出され、その次は強制退去させるという告示が
でている。この場所は五輪に関係する道路建設に使用するという。
劉さんは土地開発業者に雇われた4人の男に暴行され、背中をナイフで突き刺され、頭にも大きな
傷を負い、両足と片方の腕を骨折させられたという。劉さんはその後も直訴を続けたが、「公共の
秩序を掻き乱した」という理由で、2年の刑を言い渡された。刑務所で劉さんは、何度も警察から
スタンガンによる電気ショックを受け、睡眠も食事もなく3日間ずっと立っていることを強要されたと
いう。拷問に耐え切れず、意識を失って倒れた時も、劉さんは警察官から冷たい水を掛けられ、
目を覚まさせられてから、拷問を引き続き受けたという。
住民代表のウー・シー・グアンさんは自宅に戻る途中、面識のない2人組から暴行を受け、腕と足に
大怪我を負った。その後、他の2人の住民代表には、土地開発業者から、おとなしくしなければ、同じ
ような目に遭わせるという脅迫の電話がかかったという。
数日前、70歳になる住民代表は朝の体操をしているとき、突然後ろから頭を殴られ、床に強く押し
倒されシャツが血だらけになった。
李さんは強制立ち退きを拒否し、5年間戦った。葬儀は、強制立ち退きに不満を募らせた住民らの
集いとなり、抗議活動に発展することを恐れた当局は、多くの警察官を配置していた。集まったのは
全員年老いた民衆で、まったく危険性のない人たちだったにも関わらず、何人もの警察官がビデオ
カメラで老人たちの顔などを撮り続けていた。