08/06/22 21:44:19 HU+xmNRd
消費税に隠された悪魔のカラクリ
諸悪の根源『輸出戻し税』
政府マスコミ等は社会保障のため消費税増税を強調するが、其の前に輸出大企業にのみ『還付』されている『輸出戻し税』の存在を明らかにし、即刻無くすべきである。
消費税収から3兆円以上の巨額な税金が、この名目で大企業に『還付』され、輸出大手10社だけでも計1兆円強近くにもなっている。
この仕組み(戻し税)とは、国内販売では消費税を5%とし、輸出では『税率はゼロ』とする。
そして輸出時に、それまで徴収された消費税が『輸出企業一人』に、すべてまとめて還付されている。
輸出品を非課税とせず、何故税率ゼロなのか。?
非課税では大企業が消費税を払わないだけで、納税された税は還付されず国庫に入る。
非課税は納税しなくて良いが、税率ゼロは納税するが税率ゼロなので、すべて還付される。
ここが重要なところだ。
つまり下請けや孫請け、素材メーカーなどが納税したものを、年度末に輸出大企業にすべて還付される不思議な制度である。
なぜ商行為として一旦は課税され徴収した金額を、輸出企業のみに差し出すのか。?
なぜ輸出企業に払い戻す消費税の『徴税と還付にかかる費用』まで、国税で賄うのか。?
『消費税還付ではなく輸出補助金』
還付とは、自分が払いすぎてしまった税金分を、払った本人に返して貰うことのはずだ。
しかし実際に消費税を国庫に納税している孫請け、下請け季企業等は、納税するだけで輸出時に還付されない。
これで還付といえるのか。?
しかも、実際に消費税を国庫に納税する中小零細業者は、消費税分を値引きで自己負担しているケースも多い。
下請けなどが個々に国庫に納税した消費税額を、日本政府が最後の輸出大企業に『補助金』として渡しているのが日本の消費税の実体である。
こんな大企業にとって美味しい消費税制度は、一度やったら止められなくなるはずだ。