【表現規制】表現の自由は誰のモノ【大谷昭宏95】at NEWS2
【表現規制】表現の自由は誰のモノ【大谷昭宏95】 - 暇つぶし2ch138:朝まで名無しさん
08/05/30 03:13:51 GmStDxwm
Obscene Publications Act 「わいせつ出版物取締法」の解説
URLリンク(clinamen.ff.tku.ac.jp)

 1836年にイギリスで『暴露された告白室』
(The Confessional Unmasked: Showing the Depravity of the Romish Priesthood,
the Iniquity of the Confessional, and the Questions Put to Females in Confession)
という匿名パンフレットが出版されました。
題名からも推測できるように、カトリックの僧侶の「乱れた」生活に対する攻撃が目的でした。
この小冊子は扇情的な内容のおかげで何度も版を重ねています。

 それが法的な取り締まりの対象になったのは、1867年のことです。熱心な英国国教会の一員で、
「プロテスタント選挙同盟」のメンバーであるヘンリー・スコットなる男が、
このパンフを何冊か入手して販売したために起訴されました。
当時はご存じのようにヴィクトリア朝の最盛期で、性的なものについての社会的・政治的規制が
きわめて厳しかった時期に当たります。

 イギリスではいくつかの例外を除くと、一八世紀一杯まで、エロティックな出版物に対する法的な追求は
ほとんどありませんでした。しかし、一九世紀に入ると、市民階級の興隆にともなって、
ピューリタン的モラルが拡大します。
 「わいせつ」な部分を削除した「家族向け」シェークスピア著作集を出したトマス・バウドラーのような連中が、
表面に出てきます。
最初、彼らはイギリス悪徳撲滅協会(Society for the Suppression of Vice in England)のように、
民間団体として「悪徳」情報の摘発に乗り出しました。彼らの影響はやがて国会に及び、
1857年にはいわゆるキャンベル法(Lord Campbell's Publication Act of 1857)が成立します。



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