08/06/03 04:37:40 2+Ywfvtc
死刑制度廃止を通常犯罪のみに限るというのは、人権上重要な意味をもっています。
死刑廃止条約 (国連人権規約B)では、基本的には、通常犯罪における死刑を廃止しているのです。
あのイスラエルも死刑廃止条約批准国で、「なんでだ?」と思う人も少なくないと思いますが、
防衛権や戦争権と、死刑制度廃止は別問題ということです。
日本も工夫次第で、まず、死刑制度を維持しながら、事実上の死刑廃止国となることは可能だと思います。
実をいいますと、国の存在があるからこそ、国民も憲法も存在するのですから、
国の存在そのものを否定し、国を破壊しようという行為は、計画されただけで。死刑が相当すると思います。
実際に死刑にするかどうかは別にして、国家の威信として、象徴的な意味で死刑制度は残るべきだと思うのです。
実は、刑法には、そうした「死刑特別枠」があります。以下です
刑法 77条1項 内乱首魁 (暴動した者の首謀者)81条 外患誘致 (二重スパイ)
82条 外患援助 (似たようなもの)
外患誘致罪は刑が死刑のみというのも、注目するべきでしょう。