08/04/02 03:51:27 ZRdZz7Ez
《犯罪者の話をひとつ》
若い頃は、誰でも自分が死ぬことなんかに、考え及ばないもんだ。
だから、自信満々で893みたいに、平然と悪事が行なえる。
しかし、時が経ち『死』が、自分の身に近づいて来たことを感じ始めた時、
今までの人生を振り返るようになる。
今まで行なって来た悪事の一つ一つを数え上げて、
恐怖におののくようになる。
悪夢にうなされ、脂汗を垂らしながら、真夜中に目が覚めるようになる。
『一体、自分は死んだ後、どうなってしまうのだろうか?』
その疑問が、頭から離れなくなる。
お前は、知らなかったんだな。
考えたこともなかったんだ。
しかし、答えは既に分かっている。
地獄だ。永遠の地獄の火で、焼かれ続けねばならないのだ!