08/03/02 11:56:35 nxopYHcV
6400万円に賠償減額 岡山死亡事故で高裁支部判決
岡山市横井上で2002年、短大生中桐裕子さん=同所、当時(19)=の自転車に酒気帯び運転の車で追突、
死亡させたとして、運転していた当時高校3年の女性(23)=同市=らに遺族が
約1億7000万円の損害賠償を求めた訴えの控訴審判決で、
広島高裁岡山支部は29日、約7700万円の支払いを命じた。
一審岡山地裁判決を変更、中桐さんの過失割合を2割と認定した上で賠償を約6400万円に減額した。
遺族側は「真後ろから追突されており過失はない」と主張したが、
小川正明裁判長は、両車両の損傷部位や中桐さんの転倒位置から車が右斜め後方から追突したと判断。
「中桐さんには後方の安全確認を怠って右斜め前方に進行した過失がある」と述べ、
一審で認めなかった過失相殺を適用した。
判決では、中桐さんは02年12月21日夜、市道を自転車で走行中、
速度超過で酒気帯びの(当時高校生の)女性の車に追突され死亡した。
やれるだけやった
中桐さんの父裕訓さんの話 判決は到底、納得できないが、親としてやれるだけのことはやった。
民事裁判では、女性の速度超過や飲酒運転、前方不注意が認められたのに、なぜ起訴できなかったのかと思うと悔しさが残る。
【詳しくは山陽新聞紙面をご覧ください。】
(2008年3月1日掲載)