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「88万ウォン世代」の逆襲 韓国大統領選 【ソウル=久保田るり子】
李明博氏は、20代から30代の若者層の支持を集めた。特に20代の保守化現象は今回選挙の特徴だった。
20代は韓国で「88万ウォン世代」と呼ばれている。
88万ウォン(約10万円)とは大卒の非正規職の平均給与額だ。
盧武鉉政権の経済運営の失敗は若年失業者を増加させ、大卒就職率は48%まで低下、
若者層は革新政権に見切りを付けた。李明博氏圧勝の背景には「88万ウォン世代の逆襲」があった。
「88万ウォン世代」は経済学者、禹●(=析の下に日)熏氏(39)の今年のベストセラーの題名だ。
韓国の非正規職従事者は約800万人、
20代で公務員を含む希望の就職先につけるのは約6%に過ぎないとの調査もある。
韓国経済は10年前の金融危機(IMF管理下)で構造調整を余儀なくされ、
盧武鉉政権の大企業優先と公権力拡大の政策は企業の雇用創出能力を激減させた。
その結果、経済成長率は約5%だが、大卒は就職難という構造的問題に直面しているのだ。
・・・鄭氏の成長・分配均衡論に比べ、李明博氏の規制緩和、減税などの積極政策が説得力を持ったようだ。
40代(22.5%)も李明博氏への支持が強かった。
40代は盧武鉉政権誕生の原動力となった386世代(当時30代、80年代に民主化運動に参加、60年代生まれ)だ。
5年前に進歩政権を選んだ、当時の盧武鉉支持層がそのまま李明博氏支持に回ったことになる。・・・